B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020 in HOKKAIDOを観戦しました。

1月18日(土)にプロバスケットボールの年に一度の祭典である「B.LEAGUE ALL-STAR GAME」が北海道・北海道立総合体育センター(北海きたえーる)で開催されたので現地で観戦してきました。

最寄駅である豊平公園駅に着いてすぐに会場へ移動したのですが、連絡通路には壁面に出場選手のパネルが掲示されており、会場へ入る前からもオールスターへの期待が高まってきました。

20200118_豊平公園駅 グッズ売り場

会場入口に着いた時にはまだ入場待機列が短かったため、観戦記念にグッズを買おうとグッズ売り場への列に並んだのですが、買えるまで50分以上かかってしまいました。これと言って買おうと決めていた物は無かったのですが、折角の機会なのでシューティングシャツと雪ミクコラボのクリアファイルを購入し、ちょっと会場内を見渡してから入場待機列に並びました。

北海きたえーる会場内14時30分に待機列が動き出してしばらくして場内に入ったのですが、観戦する座席から場内を見た時、いつもとは違う北海きたえーるのコートに「これがオールスターの会場か…」と感動してしまいました。

その後は会場内を探索しつつ、16時ごろからコート内でイベントが始まると座席からその様子を見ていたのですが、スキルズチャレンジやダンクコンテスト、スリーポイントコンテストでは選ばれた凄腕の選手が登場し、どのイベントでもその技術の高さに圧倒されました。

そして、場内イベントが終わり、オープニングセレモニーの進行が行われると、ついに待ちに待ったオールスターゲームが始まると気持ちが高ぶりました。19時10分過ぎに試合開始となり、真っ先にB.BLACKの折茂選手(レバンガ北海道)が得点して序盤はB.BLACKがリードする展開で盛り上がりました。しかし、第1Q後半からB.WHITEが攻めてきて、両チームがどちらも得点を重ねていく流れに見入ってしまうほどでした。

B.BLACK 折茂選手 B.BLACK 桜井選手

そして、北海道開催という事でレバンガ北海道に所属する桜井選手や多嶋選手がコートインしたときには会場から声援が出ていましたが、やはり折茂選手が出てきた時には場内全体から大きな声援と拍手が発生し、折茂選手がシュートを決める姿は魅力的でした。さらに他の選手へのパス回しなどを見ていても、49歳とは思えない姿に凄さを感じずにはいられなかったです。折茂選手がシュートする時には会場内が一喜一憂し、会場全体が興奮していました。

折茂選手と富樫選手また、各クラブの実力ある選手によるシュートや守りの技などが何度も見れたゲーム内容であり、リーグ戦とは違い各選手の特色が強く出ていた様に感じました。B.WHITEの富樫選手(千葉ジェッツ)を中心に、折茂選手を執拗にガードしている光景がじゃれ合っている様に見え、これもまたオールスターの醍醐味かなと思いました。

最終第4Q後半からB.BLACKが追い上げて逆転した時には「このまま勝って折茂選手にMVPを!」と願いながら見ており、折茂選手に最後のシュートタイミングが回ってきた時には「3ポイントを決めて終わって欲しい」と思いましたが、残念ながらボールは外れて試合終了のブザーが。会場からは大きなため息が聞こえてきましたが、折茂選手を中心にとても見応えのある試合だったと感じました。

折茂選手の胴上げMVPはSNSを利用したファン投票でしたが、結果はもちろん折茂選手。そして、MVPインタビューが終わった後に両チームの選手から折茂選手が胴上げされたのを見て、どの選手も折茂選手へのリスペクトがあることが伝わってきました。

折茂選手のラストシーズンにオールスターが北海道で開催され、ファン投票1位で折茂選手が選出されたこと。そして、折茂選手で始まり、折茂選手で終わった試合。どれを取ってもとても良かったと思えたイベントでした。

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