青い森鉄道に乗ってきました。

青い森701系(千曳駅)昨年暮れにSLはこだてクリスマスファンタジー号に乗りに行った後、そのままスーパー白鳥で津軽海峡線を経由して、青い森鉄道の駅訪問と乗車を兼ねて青森へ行ってきました。

東北には毎年のように行っていますが、青森はあまり重点的に巡ったことが無く、昨年7月に行った際に若干悔いが残っていたので、行きたいという気持ちが強くなったことから現地へ向かいました。

青森→八戸

青森駅に着いた際に青い森鉄道の出札窓口へ行き、まず目的の一つであった「目時-八戸開業10周年 記念乗車券・記念入場券セット」を購入。番号帯から見ると、発売終了数日前にしてもまだ多くの在庫があった模様でした。

青森からは青い森鉄道に乗って、宿泊地の八戸へ向かうことに。八戸には夜9時前に着く列車でしたが、思っていた以上に青森~八戸間を通しで乗車する人が多くいました。

青い森鉄道 駅巡り

IGR7000系(八戸駅)翌日は青い森鉄道の駅巡りとなります。青い森鉄道の有人駅には各駅の駅スタンプが常備されており、出札窓口の入場券購入と併せてスタンプを押してきました。

まず剣吉駅へ。乗車したIGR7000系にはIGRいわて銀河鉄道の開業10周年を示すヘッドマークが付けられていました。剣吉駅では20分ほど滞在して、JR東日本のキハ40系で三戸駅へ。

目時~八戸間 開業10周年 横断幕(八戸駅) キハ40系(三戸駅)
目時~八戸間 開業10周年 横断幕(八戸駅) キハ40系(三戸駅)

開業10周年を迎えた八戸・剣吉・三戸の各駅では、青森県版の鉄道むすめ・八戸ときえが描かれた開業10周年を示す横断幕が掲示されていました。また、青い森鉄道の青い森701系電車にも開業10周年を示すヘッドマークがありました。

三戸駅で30分ほど過ごした後、乗ってきたキハ40系で苫米地駅へ向かうことに。この駅は無人駅ですが、まだ訪れたことが無かったので、ちょっと降りてみました。

苫米地駅・構内 金田一温泉駅・駅舎
苫米地駅・構内 金田一温泉駅・駅舎

苫米地駅での滞在時間は僅かであり、そのまま盛岡行きの列車でIGR金田一温泉駅へ。
IGRいわて銀河鉄道においても開業10周年記念として「ありが10きっぷ」というフリー乗車券の記念きっぷを出しており、硬券乗車券と併せて購入しました。

下田駅

金田一温泉駅を後にして、八戸で列車を乗り継ぎ、向山駅へ。向山駅では待合室内に掲示されている写真展示を見て過ごし、下田駅へ向かうことに。

下田駅の営業時間は「6:50~17:00」となっていますが、自分が列車を降りた際にはワンマン扱いとなっており、何故だろうと思っていたらちょうど休憩時間(10:40~11:40)となっていました。
三沢行きの列車が到着する前に窓口営業が再開したので入場券を購入したところ、駅名表示が「(北)下田駅」であり、こういうところでも旧東北本線を引き継いでいるのかと思いました。

次に三沢駅に行き、ここでは昼食も兼ねて十和田観光電鉄・三沢駅構内にある駅そばを食べることに。鉄道が廃止されてもここのそば屋は多くの人で賑わっていました。

三沢からは青森行きの列車に乗車。この列車ではアテンダントさんが乗務していたので、車内限定販売であるピンクのモーリー・ピンズバッジを購入した他、4月から取扱を開始していた車内補充券の発券をお願いしました。青い森鉄道の車内補充券については近々デザイン変更と言われていましたが、まだモーリー柄の乗車券となっていました。

千曳駅

列車に揺られ次に降り立ったのは野辺地駅の1つ前にある千曳駅。降りる際にアテンダントさんからは「ここで降りるんですか!?何もないところですよ」と驚かれてしまいました。
千曳駅は集落から2kmほど離れた場所にあるため、確かに周囲には特段何もない駅ですが、こういった雰囲気の駅に降り立つのは旅の醍醐味の一つであります。

千曳駅では40分ほどの滞在でしたが、この辺りは撮影ポイントとして知られている場所でもあるので、次の列車までの間、上り貨物列車を撮影していました。

千曳から上り列車に乗って上北町で下車。この駅は昨年7月に降りた際には営業時間外であったため、今回は駅スタンプの押印と入場券購入を行う事が出来ました。
上北町では1時間近い待ち時間となるため、駅前を歩いて探索することに。駅周辺には温泉施設もあり、機会があれば入ってみたいと思いました。

上北町駅・駅舎 Molly's Cafe(浅虫温泉駅)
上北町駅・駅舎 Molly’s Cafe(浅虫温泉駅)

上北町からは下り列車に乗り浅虫温泉で下車。駅舎内には青い森鉄道が運営しているMolly’s Cafeが営業しており、青い森鉄道のグッズ購入と併せて、次の列車までコーヒーを飲んで休むことに。

キハ100系の快速しもきたで小湊駅へ。小湊駅で入場券を購入し、これで青い森鉄道・窓口発券入場券10駅を全て購入したことになりました。小湊では20分程度の滞在のため、駅舎内で小休憩を取り、次の上り列車で野辺地駅で向かいました。

野辺地駅周辺

野辺地駅に到着すると、唯一残っていた野辺地駅のスタンプを押印し、これで青い森鉄道全26駅の駅スタンプが押せたことになりました。

次に乗る列車まで1時間以上あるため、隣のPRセンターへ向かったのですが、ちょうど売店が閉店する17時となっており、お土産品や地域グッズを購入することは出来なかったです。駅へ戻り、駅そばを食べようとしたら、こちらも17時で閉店していました…。
仕方ないので、既に日の暮れた駅前を少し探索した他は、駅の待合室内で列車の到着を待つ事に。

今回の目的は全て達成したこともあり、野辺地からは下り列車に乗り青森駅へ。青森では、駅前の複合施設に設置されている図書館で地域紙を眺めた後、近くの食事処で夕食と休息を取ることに。

21時頃に青森駅へ戻り、駅構内の待合所でゆっくりと時間が過ぎるのを待ち、22時過ぎにホームへ移動。22時19分頃に急行はまなすが入線し、5号車のドリームカーへ。列車は定刻の22時42分に発車し、途中駅の停車で目覚めながらも眠りにつき、札幌駅へ戻りました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください