本日から野幌駅高架部分の供用が開始され、雨模様のなか開業記念式典や各種イベントが開催されました。新駅舎内においては北海道およびJR北海道、江別市等の関係者によるテープカットとくす玉割りが行われた後、記念絵画展示の除幕式に続いて、駅利用客への記念品贈呈が実施されました。記念品は野幌・鉄南地区にて営業している菓子店の紅白饅頭となっており、15分ほどで配布終了となりました。
野幌駅新駅舎・南口側 | 記念式典テープカット・くす玉割り会場 |
また、高架化記念ウォークが開催された9月17日から発売された高架開業記念の硬券入場券およびオレンジカード(増刷分)はいずれも午前中に完売となりました。
1番ホーム(函館本線上り) | 改札口 |
駅設備については、上下ホームとも新たに発着案内の電光掲示板が設置された他、列車乗車位置案内がホーム床面に記載される形に変更されましたが、これまでホーム上に掲示されていた列車編成案内は本日見る限りでは掲示されていません。また、駅舎内においては、出場専用の自動改札機が1台追加され、自動券売機はこれまで南口に設置されていたKitaca・継続定期券発行対応の2台と北口設置の往復乗車券発行対応の1台、合計3台が設置されています。
国道踏切跡 | 6丁目踏切跡 |
なお、高架化に伴い、野幌駅横の国道踏切[8丁目通]と高砂駅横の6丁目踏切が閉鎖され、本日夜から暫定開通する旭通については駅周辺がイベント模様のなか急ピッチで工事が進められていました。また、本日の高架化供用開始においては南口方面の高架駅舎壁面等が公開されており、仮線路および仮ホームの撤去が行われた後、来年春まで北口方面の駅舎完成に向けた工事が行われる予定となっています。