3月の3連休に北東北へ行ってきました

2017.3.19(Sun) 奥羽本線 秋田駅

6時半頃に目が覚め、ホテルの朝食を取った後、時間には少し余裕があったのですが、早めにホテルをチェックアウトして秋田駅へ向かいました。

秋田駅では昼食となる駅弁とマルス入場券を購入し、本日乗車する列車の空席状況を確認すると満席との事。早めにホームに向かった方が良いかなと思ったので、在来線の自動改札をぬけ、目的の列車が入線するホームへ向かいました。

リゾートしらかみ・くまげら編成(秋田駅)列車の発車20分ほど前に列車が入線し、すでにホームに居た乗客は車両にカメラを向けていました。秋田から乗車する列車は「リゾートしらかみ1号」、この日は「くまげら」編成での運用でした。

リゾートしらかみには過去何度か乗車したことがあるのですが、この「くまげら」編成は初めての乗車であったので、発車までの時間を使って車内をじっくりと観察していました。

リゾートしらかみ1号 秋田→青森(8621D~8521D~8631D[キハ48-1503])

定刻で秋田駅を発車したリゾートしらかみはほぼ満員の車内で北上していきました。途中、秋田総合車両センターの横を通過したときに見えた485系3000番代の車両を見たときには、この列車に乗って北東北に来たよなぁと思ってしまいました。

奥羽本線を北上した後、東能代から五能線に入りました。東能代では座席の方向転換を行い、7分の停車時間があったので、ホームにある「くまげら編成」の塗装が施された待合室や五能線の0キロポスト等を眺めていました。

東能代駅・ホーム待合室 能代駅・ホーム

そして、次の能代駅でも10分間の停車時間がありました。この駅ではホームにバスケットゴールが設置されており、フリースローで入れば景品がもらえるという情報であったのでどのようなものか確認しに行ったところ、バスケットゴールは設置されていたものの、特段イベント事を行うという様子ではありませんでした。また、待ち時間を使って、ホームに展示されている能代工業高校バスケットボール部のユニフォームなどを見て、自分でも名前は知っている有名な選手の出身高校がある場所なのかと思いました。

五能線の車窓1五能線内では海岸の景色を見るために海側の座席を確保していたのですが、暖房の影響で窓ガラスが曇っており、最初のうちは満足して景色を見ることができませんでした。途中から暖房が調整されたことからガラスの曇りは無くなり、車窓から見える日本海の景色に魅了されました。

途中の深浦では列車待ち合わせのため10分停車したため、息抜きを兼ねてホームに降り立ちました。ホームから乗車しているくまげら編成を眺めたり、行き合いとなるリゾートしらかみ2号・青池編成を見たりしていました。

深浦を発車すると、なお一層迫力のある日本海の景色を車窓から見ることができました。また、鰺ヶ沢を過ぎると車内イベントとして津軽三味線の演奏があり、車内放送を通じて味わいのある音色が聞こえてきました。

津軽三味線演奏 五能線の車窓2

また、この辺りからは海岸線を離れて山の中を走行するのですが、車窓からは雪模様の景色となり、若干溶けかかっている雪の光景を見て、もうすぐ春が来るというのを感じました。

気づけば五能線内の走行はあっという間に過ぎて行き、川部からは再び奥羽本線への走行となりました。弘前を発車してからは徐々に5時間近いリゾートしらかみの乗車も終わりが近づいてくるのを感じました。そして、ほぼ定刻で終着の青森駅へ到着したリゾートしらかみ。改めてその車内を眺めて、乗車の余韻に浸っていました。

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