青い森鉄道 青森→浅虫温泉(576M[青い森700-5])→青森(577M[青い森703-12])
青森駅では次の乗る列車まで1時間ほどあったので、西口のみどりの窓口へ行き、マルス入場券と青い森鉄道単独となるマルス乗車券を購入しました。そして、東口へ行き、青い森鉄道の窓口で硬券入場券を購入したのですが、「入場券として利用出来ませんがよろしいですか?」と初めて聞かれました。あくまでも青森駅の改札口はJR東日本管理であるため、硬券入場券は記念的なきっぷという意味合いであることを改めて意識しました。
次の目的地は浅虫温泉駅であるため、青い森鉄道に乗車しました。乗車した列車にはアテンダントさんが乗務しているとの車内放送が流れたため、アテンダントさんの業務が落ち着いた頃合いを見計らって車内補充券の記念発券が出来るかを確認しました。記念発券について問題ないとのことであり、最安区間となる「筒井~東青森」で発券していただきました。
浅虫温泉駅に到着するとすぐに改札を抜け、出札窓口へ向かいます。この駅に来た目的は当駅で限定発売されていた「鉄道むすめ“八戸ときえ”デビュー5周年乗車券」を購入するためであり、硬券入場券とあわせて入手することが出来ました。
また、駅構内にて営業しているMolly’s Cafeで青い森鉄道のグッズを購入し、数分後に到着する下り青森行きの列車へ乗車するため、落ち着く間もなくホームへ戻りました。
浅虫温泉から乗車した列車は青い森703系でしたが、何とか座席を確保出来るくらいの乗客でした。20分ほどで青森駅へ戻り、次に乗る津軽線の列車がすでにホームに入線したため、列車へ乗り込みました。
津軽線 青森→蟹田(337M[サハ701-11])→三厩(339D[キハ48 544])
蟹田行きの津軽線は3両編成での運転であり、車内を見渡してみると地元利用客がほとんどであり、青春18きっぷ利用客など旅行者の姿はあまり見ることができませんでした。蟹田に近づくにつれて徐々に車内の人も減っていったのですが、時折車窓から見える海の景色に津軽線乗車の懐かしさを感じてしまいました。
蟹田に到着し、次の三厩行きの列車は向かいのホームから発車するとの事であったため、列車入線までホームで待つことにしました。少しすると2両編成のキハ40系が入線し、乗車してから発車までの間を使って車両を眺めたりしていました。
蟹田を発車すると次の停車駅は中小国なのですが、この駅名を聞いて、1年前まではこの駅がJR北海道との境界駅だったんだよなぁと思いながら過ごして居ました。
また、中小国を発車してからは外の景色を眺め、新中小国信号場付近で確認出来る北海道新幹線の高架線を見て、かつての海峡線時代から比べ様々な事が変わったことを実感しました。
津軽二股駅に停車した際にこの駅で降りる人の数を確認していたのですが、数名程度でありました。この駅から隣接している奥津軽いまべつ駅で青春18きっぷオプション券を使って北海道へ渡ることが出来るのですが、あまりその様な利用者は思っていたよりは多くないのかと感じました。
三厩行きの列車は10名弱の乗客を乗せて北上していきましたが、終着に近づくにつれて再び海の景色を見ることが出来ました。列車は定刻で終着の三厩駅に到着しました。
津軽線 三厩→津軽二股(344D[キハ48 1520])
三厩駅ではPOS端末での入場券を購入し、あわせて指定席券の発券が可能かどうか確認したところ、「指定席は17時までの取扱い」と言われてしまいました。
折り返しの列車の発車までの間、久々に来た三厩駅の駅舎やホームの様子を眺めながら、ゆっくりとした時の流れを感じていました。
数えられる程度の乗客を乗せて、蟹田行きの列車は三厩駅を発車しました。三厩駅を出るときに「また津軽線に乗りに来よう」と思いました。すでに日が暮れて暗くなっていく車窓を眺めながら、15分ほど乗車して津軽二股駅で下車しました。
奥津軽いまべつ→新函館北斗(3025B[E525-4])
津軽二股駅で降りた後は隣接する道の駅を少し見てから、奥津軽いまべつ駅へ向かいました。奥津軽いまべつ駅の構内には人の姿は見当たらず、開業日の賑わいを思い出しながら、これが実際の駅の姿なのかなと思いました。
奥津軽いまべつ駅では新函館北斗までの特定特急券の他、マルスと総販の入場券を購入しました。総販の入場券は開業日には解禁されていなく入手出来ていなかったのですが、この日は何事も無かったかの様に発券していただけました。
奥津軽いまべつ駅では1時間の待ち時間でしたが、駅構内などを眺めていても時間が余ったため、少し早めにホームへ入場しました。開業日以来のホームでしたが、その時には確認出来なかった場所を含めていろいろと見て廻りながら新幹線の到着を待ちました。
新青森方からE5系はやぶさが入線し、車内の空席状況を見ていたのですが、乗車しようと思っていた号車ではすでに窓側が埋まっていたため、比較的空いていた別の号車へ移動し、何とか窓側の座席に座ることができました。
奥津軽いまべつ駅を発車するとすぐさま青函トンネルに入ってしまうため、車内では座席に座りながら今日の疲れを取っていました。在来線時代はトンネル内は騒音が凄かった印象でしたが、やはり新幹線ともなると気にならないで快適に過ごすことができました。
快速はこだてライナー 新函館北斗→函館(3360M[モハ733-1001])
50分ほどの乗車で新函館北斗駅へ到着。ここからは接続する快速はこだてライナーへの乗り継ぎですが、乗客の少ない時間帯とは言え、10分で新幹線ホームから在来線ホームへの移動は厳しいものがありました。
はこだてライナーは15分で函館に到着。朝8時に秋田を出発して12時間近く経っていました。函館ではまずは夕食を取るため、よく行くラーメン屋へ向かい、塩ラーメンを食べました。そして、ホテルにチェックインし、少し室内で休んでから大浴場で今日までの疲れをゆったりと取りました。