函館本線 長万部→倶知安(2943D[キハ150-103])
長万部から山線に乗車するのは数年ぶりであったため、この乗車でも主に車窓を眺めていましたが、長万部を発車してしばらくすると、雪景色が広がってきて、これから山越えをするんだなという気持ちになってきます。
雪に埋もれた畑の様子や雪化粧に覆われた山脈を車内から見ていると、北海道に帰ってきたことを実感します。そんな事を思いながら車窓を眺めていると、気づけば終着の倶知安に近づいてきました。
倶知安に到着すると、すぐさま乗換となる小樽行きが入線する向かいのホームへ移動します。乗り継ぎ時間は20分ほどありますが、倶知安からの乗客と乗り継ぎ客を合わせるとホームに列が出来る位になっており、座席確保するためには時間が無かったりします。
函館本線 倶知安→小樽(1945D[キハ150-109])
小樽方から折り返し小樽行きとなる列車が入線し、出発準備が出来次第ドアが開いたのですが、ドアが開くとともに座席確保のために車内が混雑しました。8割方の座席が埋まり、車内が落ち着いたと思ったのもつかの間、列車は小樽に向けて発車しました。
ここから先は乗り慣れている区間であるため、主に車窓を眺めながら過ごしていました。すでに混んでいる車内であり、余市で更に混むのかと心配していたのですが、余市での乗車はさほど多くなく、立ち客はいるものの余裕のある車内でした。「マッサン」効果で余市からの乗客が多い時期がありましたが、一時に比べると落ち着いてきたのかと思いました。
定刻で小樽に到着し、4分の乗り継ぎで快速エアポートに乗車します。事前にuシートの指定席券を購入しておいたので、慌てずに移動し、座席に着いたところで列車が発車しました。
快速エアポート170号 小樽→札幌(3956M[サハ721-3202])→帰路(225M[クモハ721-4])
朝里駅を通過する位までは車窓から見える日本海を眺めていたのですが、徐々に疲れが出てきたので、ゆったりと休むことにしました。そうしている内に札幌市内に入り、列車は札幌駅へ到着しました。
札幌駅では3分の乗換時間で岩見沢行きがあるのですが、ホームに着いてみると733系の3両編成ですでに立ち客も多く居たので乗車はパスし、次の江別行きに乗ることにしました。
江別行きの列車は721系であり、まだ発車時間まで10分ほどあったことからゆったりと座席に座ることができました。これが今回の旅行では最後に乗車する列車であり、3日間の行程で感じたことを思い出しながら帰路につきました。