風っこ そうや(旭川~音威子府)に乗ってきました。

士別~名寄~美深間

士別を発車すると「風っこ そうや」に関するアンケートの配布が行われ、その内容は「風っこ そうや」を知ったきっかけや利用交通手段、旅行の費用や目的などでした。アンケートに回答するとオリジナルのポストカードをもらう事が出来ました。

SLキロマキ編成アンケートに答えた後は外の景色を眺めていたのですが、徐々に薄暗くなってきて雨が降るかどうか気になる空模様になってきました。名寄市に入り、SL排雪列車である「キロマキ」編成が車内から見る事が出来るというアナウンスがあると、車内に居た人たちはその姿を見ようと外の景色を眺めてました。そして、「SLキロマキ」がある名寄市北国博物館の横を通過するときには、SLから「風っこ そうや」号の乗客に向けて汽笛が鳴らされ、車内は盛り上がりました。

名寄駅での停車時間は2分とわずかではありましたが、ここで乗客が入れ替わるという光景も見られました。名寄からは「ニシン・カズノコ弁当」の積み込みが行われ、車内では事前に予約していた乗客が弁当を受け取っていました。

名寄川を過ぎると、車内の観光案内で「ひまわり畑が見所のポイントを通過する」とのアナウンスがあり、しばらくすると外にはひまわりが多く咲いている場所があり、久しぶりに見たひまわりがとてもきれいに感じました。

ひまわり畑(名寄~美深間) 美深町特産品販売

そして、日進駅を通過したあたりからは車内で美深町の特産品の巡回販売が行われ、多くの乗客が商品を購入しており、私の所に来た時点では8割以上の商品が売切れているという盛況ぶりでしたが、何とか目的としていたお菓子を買う事が出来ました。

また、車内のアナウンスで「大道芸人によるパフォーマンスが行われる」旨の案内があったのですが、実施していたのは乗っていた隣の車両であり、気づいた時には終わりに差し掛かっていましたが、少しでも乗客を楽しませようとしていたのを感じました。

宗谷本線 美深駅

冷凍メロン田んぼや畑が多い沿線風景を眺めている内に列車は美深駅に到着。所定の時刻では8分の停車時間があるのですが、列車が遅れていたため5分に短縮されました。駅のホームでは乗客が慌ただしく移動していましたが、地元の農協による「冷凍メロン」の販売には多くの人が買っている様子でした。

美深駅を発車すると観光案内として「天塩川に沿って走行する」旨のアナウンスがあったのですが、天塩川は自分が座っていた座席とは反対側に流れていたため、所々で座席から立って、川の流れを見ていました。そして、豊清水駅の手前からは沿線にて色鮮やかな牧草ロールが点在しているのを見る事ができ、それに加えて牛の姿が現れると「あっ、牛が見える!」という乗客の歓声も聞こえてきました。

牧草ロール そば畑(美深~音威子府間)

また、音威子府村に入る頃には沿線風景でそば畑を多く確認することができ、観光案内のアナウンスでも「音威子府のそばは何故黒いのか?」という説明も入りました。

天塩川温泉駅を通過する頃には、以前音威子府へ来たときのことを思い出しながら、改めて列車の中から見る沿線風景を眺めていました。咲来駅を通過し、終着の音威子府駅へ近づいてくる頃には車内は降りる支度をする乗客の姿が多く見受けられ、自分も荷物をまとめ、ドア付近へ移動しました。

宗谷本線 音威子府駅

音威子府駅そば待機列ほぼ定刻で音威子府駅の1番ホームに到着すると、列車から降りた乗客は一目散に改札口へ向かっていきました。駅舎内に入った乗客の多くは駅そばを目当てとしており、そばを求める人の行列は駅の外まで延びていきました。自分もすぐにその列に並び、約15分後に音威子府そばを食べる事が出来ました。久しぶりに音威子府そばを食べたのですが、以前と変わらぬ味で旨さが感じられました。

狭い駅構内は人が多く混み合っていましたが、宗谷バスの窓口を見てみると「風っこ そうや」の運行を記念したグッズが売られており、折角なので北海道観光PRキャラクターのキュンちゃんとコラボしたクリアファイルを購入しました。

軽く駅舎内を眺めた後に改札を抜けてホームへ移動。「風っこ そうや」号の停まる1番ホームは稚内方に列車2両分程度の長さしか無いため、旭川方の2両について足回りなどを見ながら出発までの短い時間の間はホームを駆け回っていました。

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