宗谷本線 士別駅
士別駅の1番ホームに到着すると、地元の方々やご当地キャラである「ジャンプん」のお出迎えがありました。士別駅の停車時間は4分のため、往路のようなホームや駅周辺でのイベント事は実施されていませんでしたが、駅のホームに居たご当地キャラと撮影をする人が多く見受けられました。
士別駅を発車した後も空模様は薄暗かったのですが、剣淵川の流れや線路の側に生えている草木の茂みなどを感じながら外の景色を眺めていました。
復路4号では剣淵駅を通過したのですが、剣淵駅を過ぎた後は次の通過駅である東六線駅を見るために外の様子をじっくりと見ていました。そして、線路沿いに立つ「東六線」と書かれた看板を目にすると、往路では見逃した東六線駅の様子を確認するために進行方向を見渡し、東六線駅の僅かながらのホームと待合室を見る事が出来ました。
東六線駅の通過を見た後は車内をうろうろしつつ、観光案内でアナウンスされた沿線で一瞬見えるポイントを確認していました。そうして、列車は和寒駅の2番ホームに到着。和寒駅では8分の停車時間のため、ホーム上で列車を眺めていましたが、半数近い乗客が一旦ホームへ降り立っていた様子でした。
和寒~塩狩~比布間
和寒を発車した後も外の景色を眺めていたのですが、徐々に薄暗い雲は少なくなっており、時折青空が見える空模様になっていました。変わりつつ空の気配を感じていたら、塩狩駅に到着。塩狩駅では往路同様に2分間の停車時間となっていたため、車両への出入口付近でホームの様子を見ていました。駅舎側のホームでは往路ほどでは無かったのですが、「風っこ そうや」を見る人が多く見受けられました。
塩狩峠を下る列車を外から来る風とともに感じながら過ごしていると、沿線では水田や畑が見えてくるようになり、比布町に入った事が感じられました。
比布駅が近づくと、観光案内のアナウンスで車掌さんが「ピップエレキバン」の話をしており、「今日はピップエレキバンを付けているので肩の調子が良いです」とアピールしていました。
宗谷本線 比布駅
比布駅の1番ホームに列車が停車して車両のドアが開くと、ほとんどの乗客は駆け足で駅舎へ向かっていきました。何故かというと「風っこ そうや」の乗車記念として、比布町とピップ株式会社がコラボした比布駅仕様の「ピップエレキバン」が先着20名に配布されるためでした。私も急いで駅舎へ向かうと何とか先着20名に間に合い、特製のピップエレキバンをもらいました。
その後は駅舎に併設されているピピカフェで販売されている比布町の特産物を見ていたのですが、多くの乗客が居たため、駅舎内は混雑していました。そして、ホームに出ると比布町のいちごアイスが売られていたので、ちょうど甘い物が食べたかった事から1つ購入して車内で食べる事にしました。
また、駅のホームでは比布町のご当地キャラである「スノーベリー」が登場しており、駅名標や列車とともにご当地キャラの写真を撮っている光景が目に入りました。
40分近い比布駅の停車時間でしたが、その時間の長さからホームや駅舎内などには多くの乗客や「風っこ そうや」号を見に来た地元の方で溢れていました。上り特急サロベツ4号が通過する瞬間を撮ったり、駅の様子を眺めていると、長いと思っていた停車時間もあっという間に過ぎていきました。