たかさごライナー

１時間半の乗車で、増毛に到着。増毛到着時の乗客は５人でした。１８きっぷを見せ、駅舎に行った後、再度ホームに戻ると、運転士が乗客と話してました。

少しすると話が終わったのですが、運転士から「北海道周遊券ってある？」と訊かれました。

何故に私に？と思って聞いてみたら、私が周遊券を使っていたと思っていたようです。まぁ、軟券の１８きっぷは結構いろんなのに似てますからねぇ…。

今って周遊券あったかなぁ…、と思ったので、時刻表を運転士と見る。すでに周遊きっぷに変わっていたので、もちろん載ってなかったのですが、この運転士、私に色々と訊いて来ます。

話を聞くと、さっきの乗客が、富良野線経由で本州の方に行くきっぷを持ってて、札幌で北斗星に乗る、とか言ってました。

当然留萌本線は経路外なので、運転士は周遊券のことを思い、赤１８を持っていた私に訊いて来たそうです。

１０分ほど話した後、駅の周りを散歩する。海沿いと言うこともあって、塩のにおいがしてました。何だか懐かしい感じがしてきましたよ。

駅舎に戻り、そば食いたいなぁ…、と思いつつ（増毛駅にはそば屋があるが、昼以外閉店。）、駅ノートに目を通してました。

ホームに行くと、運転士が体を動かしていました。また話しかけられて、大学のことやＪＲ北海道の内部の話を１５分ほどしてましたね。

話してて面白かったのですが、発車時刻が迫ってきたので、私は車内に行き、運転士は運転台の方に行きました。

深川行　普通列車(4930D･ワンマン)

帰りの列車も先ほどと同じ人がほとんどで、終点までそんなに人が乗らなかったです。 深川に着き、軽く挨拶してから改札へ。

次の列車まで１時間ほどあったので、近くの商店街を歩いてました。あんまり店はなかったのですが、何故かポップンステージは置いてましたね。

岩見沢行　普通列車(2286M)

６時過ぎ、岩見沢行きの列車に乗るためにホームへ。定刻通りに列車が到着し、乗車。 外はすでに暗くなっていたので、これまでのことを思い出しながら、岩見沢へ。

岩見沢に到着すると、すぐにホームを移動。すぐに入線するかなと思っていたのですが、予想は外れ。

寒いホームで待っていると、江別方面から７１１系が。どうやらこの折り返しが今度乗る列車のようです。

小樽行　区間快速"いしかりライナー"(3298M)

札幌近郊での７１１系冷房改造車は久しぶりだなぁと思いつつ、これが本当にこの旅のラストランナーになるなぁと感じながら乗車しました。

江別から区間快速運転になるため、今回は野幌で下車です。

野幌に降り立ち、改札を通ると、全てが終わったという思いが出てきました。ゆっくりと駅を出て、実家に向かっていきました。

鹿児島で本場の白熊を食べたい、この一言でこの旅行の計画が立ちました。

７月になるまで予定が決まらなかったので、大阪・東京で折り返すとも考えましたが、来年はこういうことは出来ないと思い、そして、何とか１０日ほど休みが出来たので、実行することにしました。

出発の前後に集中講義が入っているというスケジュールの中に、出発５日前に風邪を引くという事もあり、万全の体制では無かったのですが、各地の風土を少しでも感じ取れたのが印象に残っています。

１週間以上列車内で過ごしていたことになりますが、旅行中はそんなに気にならなく、夜行列車もＭＬ九州以降は快適になりましたね。

でも、またやるの？って聞かれても、絶対にもうやらないと言うでしょうね。さすがに疲れましたし、終盤きつかったですから。

この旅行では同行のchocola氏に色々とお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。こちらのわがままとも言えるこの旅行日程や、勝手な行動…、思い出せば結構迷惑な事してましたね、自分。すみませんでした。（追：某店レポート楽しみにしてますよ、chocola氏。）

昨年は北海道一周、今年は日本縦断でしたが、来年は鈍行旅行はしないと思います。

色々と理由があるのですが、北海道の未走破の２路線（江差線・札沼線）を乗車してからゆっくりと計画を立てていきたいなと思っています。

最後に、今回の旅行は快速海峡号のラスト乗車も兼ねていましたが、悔いが残らなかったので良かったです。

でも、快速ミッドナイトもラスト乗車になるとは、この時点では全く予想していなかったです。色々と思い入れのある２列車でしたが、個人的には良い形で最終乗車が出来たと感じています。これからも良き思い出として、僕の心に残っていくと思います…。

またいつの日か、長期の鈍行旅行を行いたいです。