2012 SLニセコ号 乗車記(2012.9.30)

まえがき

秋の訪れが感じられるようになった9月末、札幌~蘭越間を走行するSLニセコ号に乗車してきました。乗車当日はあいにくの曇り空になりましたが、その天候も気にならなくなるSLの走りを体感しました。

函館本線 札幌駅

SLニセコ号入線(札幌駅)

午前8時過ぎに札幌駅に到着し、SLニセコ号が入線するホームの向かい側となる5番ホームで列車の到着を待つ事に。

8:17頃、ほぼ定刻で札幌駅4番線にSLニセコ号が入線し、10分ほど向かいの5番ホームで車両を眺めた後に4番ホームへ行き、車内へ乗り込みました。

札幌~小樽

SLニセコ号・乗車証明書(上り)

定刻の8:31に札幌駅を出発。あまり混み合っていない車内だったのですが、通路を挟んだ向かい側にカメラや音声マイクを構えたロケ班が陣取っており、ちょっと自分の周辺だけが窮屈な感じも。よく見ると北海道テレビ放送(HTB)のアナウンサーが座席に座っており、どうやら担当番組でのロケ企画のようでした。

札幌発車からしばらくして車掌による検札と乗車証明書が行われたのですが、誤って下り用の乗車証明書を配っていたため、回収と正しい上り用の乗車証明書の再配布が行われました。

小樽~余市

ディーゼル機関車連結(小樽駅)

小樽に到着するとすぐに隣のホームへ移動して、ディーゼル機関車が外れたSLニセコ号の姿を確認した後、後方へ回送されたディーゼル機関車の最後部への連結作業を眺めていました。

連結作業自体はすぐに終わるものと思っていましたが、何やらうまくいかなかった模様で3回ほど繰り返されました。


SLニセコ号(小樽駅)

その後は4番ホームへ戻り、先頭のSL機関車を眺める事に。いつもは大勢の人がひっきりなしにSLを背にした写真撮影をしているのですが、この日は乗客も少ないこともあり、混雑せずに見る事が出来ました。

また、小樽の停車時間ではSL機関車へ乗り込むことが出来るので、C11-171号機の運転室を見せていただき、蘭越まで担当される機関士の方とちょっと会話しました。


ぱんじゅう

SLニセコ号に乗る楽しみとして、SLの乗り心地を体感する他に車内販売される沿線スイーツを食べるというのもあります。

まずは小樽・桑田屋さんの「ぱんじゅう」。小樽発車の少し前にカフェカーのカウンターで購入して、発車後に少しずつ食べていたのですが、ここで隣のTVカメラマンが「それって何処で買いましたか?」と気になった模様。

あれこれとカメラマンの方と話していたら、「それを(アナウンサーに)勧めてください」という流れになり、何故だかカメラも回って撮影という事になってしまいました。 緊張することもなく淡々と話しましたが、思わぬ展開でビックリしてしまいました…。


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