2015.11.7 急行はまなす
函館停車時間帯にうっすらと目が覚めたものの、それ以外はぐっすりと眠りについていて、朝5時半ごろに起きました。
ちょうど新中小国信号場付近を走行している時であり、蟹田で運転停車した際には「はまなす乗車も残すところ30分か…」と感慨深くなってしまいました。
5時50分過ぎにハイケンスのセレナーデのメロディと共に「おはようございます。本日は11月7日、列車は定時刻で運転しています」との車掌のアナウンスが入り、車内減灯が解除されました。
青森到着が近づくにつれ車内では降りる準備をする人が多くなり、徐々に慌ただしくなってきました。
青森→新青森→七戸十和田
急行はまなすは定刻で青森駅に到着し、車内で一晩過ごした寝台を見て「はまなすに乗るのはこれが最後かな…」と思いながらホームへ降り立ちました。
ホームに降り立つと、乗り換えのために跨線橋へ急ぐ人やはまなすの車体を撮す人など様々な人が見受けられました。
私もはまなす到着9分後に発車する奥羽本線の列車に乗り継ぐため、簡単に車両を撮影して、新青森行きの列車が待つホームへ足早に向かいました。
新青森行きが停車しているホームへ行くとそこには青い森鉄道の青い森701系が停車していました。一瞬「あれっ?」と思ってしまいましたが、方向幕は「新青森」と表示していたので列車に乗り込みました。てっきり奥羽本線の701系で運用されているものだと思っていました。
新青森行きの列車は2両でしたが、新青森駅へ向かう乗客で車内は混雑していました。
なんとかクロスシートに座り一息つくと、列車は新青森に向けて発車していきました。
5分ほどで新青森に到着すると、車内の乗客は足早に改札口へ向かっていきました。
私も流れに沿って改札口へ向かっていったのですが、今回は新幹線に乗り継ぐので、在来線の改札を抜けるのでは無く、新幹線のりかえ口へ向かいます。
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新青森駅・新幹線のりかえ口 |
E5系はやぶさ(新青森駅) |
新幹線改札を抜けると新幹線の待つホームへ真っ先に向かいました。ホームに出るとそこにはE5系はやぶさが停車しており、初めて見るその車両の姿に魅了されてしまいました。
先頭部や車内の写真を撮っていると発車時間が近くなったので、1号車で発車を待つことにします。
今回乗車する「はやぶさ8号」は全席指定席なのですが、特定特急券では空席に座ることが出来るので、空席と分かるまでは車内で立っていました。
はやぶさは定刻で新青森を出発し、あっという間に加速していきました。トンネルが所々にあったものの車窓を眺めながら過ごしていると、15分ほどで本日最初の目的地である七戸十和田駅に到着しました。
七戸十和田→新青森→青森
七戸十和田駅のホームでは多くの人が列車の到着を待っており、そんなに乗客が多いとは思っていなかったのでちょっと驚いてしまいました。七戸十和田駅での乗客は多かったですが、さすがにここで降りる人は私だけの様子でした。
改札を抜けると、まずは指定席券売機へ向かい、入場券を購入しました。この駅ではまだMV35型が稼動しているので熱転写のマルス券でした。そして、新青森までの特急券も購入。計画段階では七戸十和田駅前から出ているバスに乗って野辺地駅前まで行こうとも思ったのですが、バスに乗るのも新幹線で戻るのも次の目的地までは運賃も時間も大差なかったため、もう一度新幹線に乗ることにしました。
戻りの新幹線が到着するまでの待ち時間は初めて見る七戸十和田駅舎を眺めたり、駅構内を探索して過ごしていました。
東京行きの新幹線の発車時間が近づくにつれて、駅舎内に乗客が増えていき、改めてこの駅から八戸・盛岡・東京方面に向かう人が多いことを実感しました。
「新青森行きが到着します」とのアナウンスが流れたので、改札を抜けてホームに向かいます。乗車する「はやて93号」は1~7号車が自由席なので、どこから乗ろうかとホームを歩いている内に入線が近づいてきました。
E5系で到着した「はやて93号」は空いていたので窓側の座席に座り、再び新青森駅へ戻ります。
片道15分、往復30分だけでしたが新幹線を体感するにはちょうど良いくらいの時間であり、乗車出来たことに満足して新青森駅のホームに降り立ちました。
つい1時間ほど前に抜けた新幹線のりかえ口を通り、在来線のホームへ向かいます。
ここからは青森へ戻るのですが、はやて93号からの乗り継ぎ客が多く青森へ向かう特急白鳥の自由席に座れないかとヒヤヒヤしましたが、何とか座席を確保できました。
ちょっと車両を眺めていると発車時刻となり、わずか6分間の485系乗車を車窓を眺めながら過ごしていました。
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