今回の旅行は、当初札幌~東室蘭間でミッドナイトに乗車することだけだったのですが、出発の2週間ほど前に急に函館に行きたくなったので、急遽予定を組み直しました。
時間的・金銭的に全く余裕がなかったので、特急列車が使えるフリーきっぷ類は一切買えず、往復とも学割切符となってしまいました。
しかし、最後のミッドナイトはフリーきっぷでは乗らないと決めていたので、今回の選択にはそれほど後悔はしていません。
なかなかミッドナイトの指定席券の区間変更が出来ず、出発前日の夜には東室蘭で帰り、同じ額を別のことに使おうとも思いましたが、1度しかない「さよなら運転・1番列車」に費やすことに決めました。
出発当日、札幌に向かっているときにも色々と悩みましたが、途中の苫小牧駅で行った指定席券の変更次第で決めることにして、駅員(MARS)に全てをかけました。
ここで、函館までの指定席券が出せたことで、悩みが吹っ切ることができ、その後の行程が楽しいものになりました。
私にとって快速ミッドナイトはキハ183系の時代しか思い出がありませんが、その2年間でも色んな思い出を作ってくれました。
今回学割で乗車したのも、初めてミッドナイトに乗ったときが学割(東室蘭→札幌)であったので、最後の思い出作りという意味も込めてました。
最終列車と1番列車という対照的な場面を今回の旅行で感じることができましたが、しばらくはこういう事はないと思います。
今はただミッドナイトと、同じく今回の改正で終了した海峡に「お疲れさま。そして、ありがとう…」と思うだけです。
今後、青函の連絡網は変わっていきますが、今まで以上の新しい思い出を作っていきたいと思います。