列車は駅係員や地域住民に見送られながら新夕張駅を発車。車内は家族連れが多く、若干空席が見られる程度でほぼ満席状態。多くの乗客はSLの走りとともに楽しく会話を繰り広げていました。
SL夕張応援号は夕張行奇数号がSL先頭となるため、この3号でもSLが夕張支線を走行していきます。列車は煙を上げながら夕張路を力強く走行。車内からでもその勢いが伝わってくるほどでした。
また、夕張支線の各駅や線路沿線では、小雨が降る悪天候にも関わらず、SLの通過を眺めようとする人が多く、SLに向かって手を振る人も見られました。
SLは清水沢駅で数分運転停車をした後は、夕張駅に向けて再び力走。また、車内では検札に併せて乗車証明書の配布が行われており、夕張駅直前で全ての乗客に行き渡りました。
30分の走行時間はあっという間に過ぎていき、列車は多くの観衆が待つ夕張駅に入線。 夕張駅ホームの有効長の関係から4号車がホームにかからないため、車内放送で3号車から前方の出口を使うようにとのアナウンスが流れていました。