2012.7.24 八戸~三陸鉄道~仙台
小本~宮古
小本駅前に降り立ち、周囲の閑散さを感じながら小本駅へ。小本駅も震災の被害が残っており、2階部分が閉鎖されたままとなっていました。
宮古行きの列車まで時間があったので、まずは昼食をとることに。駅周辺を見てもあまり食事処が見当たらなかったので、駅から道路を挟んだ向かいにあったラーメン店へ。
昼過ぎとあってか客もそんなに居なかったのですが、その中でも店員と地元客の会話が弾んでいる光景を見て、何となくではあるけど日常と言うのを感じました。
小本駅に戻り、まずは宮古行きの乗車券と硬券入場券を購入。ホームへ通じる通路を歩いていると、壁側に写真が貼っており、それらを見ていると、震災後の人の繋がりがいかに重要なものかが伝わってきました。
発車まで時間があったのですが、ホームからの景色や車両を眺めて過ごすことに。
ホームに停まっていた車両は手をつな号のラッピング車両であり、何か大切なことを伝えているように感じられました。
発車10分ほど前に車両のドアが開いたので、車内へ入り発車を待つことに。
宮古行きの車内は少数の旅行者と地元客だけであり、落ち着いた感じも。
小本を発車してからは主に車窓を眺めていましたが、次の田老周辺では家の基礎だけが残った場所に雑草が生えるという箇所が見られ、震災の傷跡を感じずにはいられません。
宮古~盛岡
宮古に到着すると、出札窓口で硬券入場券と赤字せんべいを購入。硬券を購入した際に「鋏入れますか?」と聞かれたけど、あえて鋏は入れないことに。前後して購入していた旅行客は入鋏していたので、記念要素としては良いかもと思いました。
宮古では山田線への接続のため十数分の滞在となり、今度は駅前を含めじっくり巡りたいと思いながら、盛岡行きの山田線列車へ乗車。
盛岡まではキハ110系で1本で行けるとは言え、3時間近い乗車時間は疲れた身にはきつかったです。そして、各駅停車なのに快速だと思い込んでいたり…。
盛岡~仙台
盛岡からは東北本線の普通列車に乗り換え。いつもIGR改札→JR改札の乗り換えを行っていると、ホーム内移動で済むのが楽に感じました。
一ノ関行きの列車は帰宅時間帯ということもあり、着席できず。車掌さんの話す言葉のイントネーションで東北にいることを改めて実感しました。
花巻付近で空席が出始めたので、着席してゆったりと一ノ関到着を待つことに。
一ノ関では4分の乗り換えとなるため、到着前にできる限り先頭の車両へ移動。列車はほぼ定刻で到着したので、ホームに降りたあとは急ぎ足で跨線橋を上り、1番ホームへ。
一ノ関からはE721系でまっすぐ本日の宿泊地である仙台まで。
車内はそんなに乗客の数も居なかったため、クロスシートをゆったりと使って、疲れきった身体で何とか仙台まで過ごすことに。
仙台に到着し、ヘロヘロになりながら改札を抜けると仙台在住の睡さんが出迎えてくれました。
一旦、宿泊するホテルに荷物を置いてから、夜食を兼ねてサイゼリアで睡さんと談笑。話は盛り上がって気づけば日付が変わっていました。
ホテルへ戻り、併設されている温泉でひとっ風呂浴びてから、この日は就寝。
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