2012.7.25 仙台~原ノ町
仙台~亘理
旅行3日目は福島往復の予定なので、まずはホテルの朝食を食べて、移動用の軽い荷物に。いくら鞄がないからといって、ファイターズFC特典のバッグを東北で使うのには最初だけ躊躇したり。
用意が出来て仙台駅へ向かうと、売店付近で出勤途中であった西東京電鐵の西トタさんに偶然遭遇。青い森鉄道での状況を簡単に伝えて、在来線改札へ向かうことに。
仙台から亘理までは常磐線で乗り換えなく行けるのですが、ホームに着くと何やら車両の遣り繰りがうまくいっていない様子だったので、何気なく岩沼行きの列車に乗ってみました。
岩沼に着くまでの車内では、6年前にフォーミュラ・ニッポン観戦で仙台来たときに、ちょうど長町駅周辺の高架工事の遅延で振替輸送になったことを思い出したり。
岩沼では雨が降っていたこともあり、駅で亘理行き列車を待つことに。
ここから先は常磐線となり、下り列車で2年前に乗っているとは言え、初めて車窓を見る感覚で道のりを過ごしていました。
亘理~相馬
亘理に到着すると、雨が強くなったこともあり、すぐに代行バスへ乗車。代行バス乗車の人は有人改札を通るようにというアナウンスが流れてました。
今回乗車の代行バスはJR東北バス車両であり、乗客は5~6人といったところ。
駅そして鉄路から離れ、主に山あいの国道6号線を経由しての代行バス。至るところで目にする「仮設住宅」や「災害復旧工事」という文字は、あの日から1年以上経ってもその被害の大きさを改めて実感します。
そして、山下駅の代行停留所は役場横に設置されていましたが、その役場も被災しており、横のプレハブ建ての建物で業務を行っている様子は衝撃を受けてしまいました。
また、新地駅代行停留所では乗客の入れ替わりが多く見受けられ、代行バスとは言え公共交通機関の必要性というのも思いました。
相馬~原ノ町
1時間半近い代行バスでの移動を終え、相馬駅に到着。
代行バス乗車の間に職場から留守番電話が入っていたので、職場への電話を入れ、状況を確認。この時点では特段の指示はなかったので、まさか休み明けからの四半期が大変なことになるとはこの時は片隅にも思ってなかったです…。そして「今は福島の相馬に居ます」と言ったら「何処よ?」と返されたりしましたが。
相馬駅では少し時間があったので、川沿いにある城壁跡や相馬郵便局で風景印押印など、駅前を探索。
駅に戻り、何気なくMV30型端末を見てみると入場券の設定があったので、併せて購入。
相馬からは701系電車ですが、相馬~原ノ町間はこの車両で何とかやりくりしてるんだよなぁと思いながら乗車。
代行バスに比べるとあっという間に原ノ町へ到着。
ホームに降り立ったとき、今はまだここから先の鉄路へは行けないんだな…と思いました。
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