2012 東北地方旅行記(2012.7.23~7.26)

2012.7.25 仙台~原ノ町

原ノ町駅周辺

原ノ町駅周辺

2年前にも原ノ町駅には立ち寄った覚えがあるのですが、その時は単に列車の乗り換えだけだったので、今回は初めてじっくりと駅周辺を歩いてみることにしてます。

今回行こうと思っていた場所の案内にはタクシー利用と記載されていたのですが、あいにく駅前ではタクシーを拾えず…。 駅前を歩くことにし、まずは原ノ町駅前郵便局で風景印を押印。その後、近くの図書館が入っている公共施設でこの地区の情報を確認。


その後も駅前通りを歩き続け、街の様子を感じ取ってみたり。ちょうど週末に馬追祭りが開催されることから、沿道の至るところに旗が掲揚されていました。

原町郵便局での風景印押印を終えると、ちょうど流しのタクシーが見えたので乗ることに。すでに歩き疲れていたので、タイミングが良かったです。

タクシーで向かった先は南相馬市博物館。現地へ向かう車内ではタクシーの運転手さんから街の情報などを聴いたり。やはりあの日を境に観光客は減ってしまったとの事でしたが、街は週末開催のお祭りに向けて頑張っているのが話からも感じられました。また、自分のような「観光客が来てくれることが嬉しい」との言葉もありました。

南相馬市博物館

南相馬市博物館では、この街周辺が持つ歴史や伝統文化を展示物から感じられました。そして、館内放送で上映会をやるとの案内が流れたのですが、そのまま展示物を見ていたら係員の方がやって来て、見ることに。

恐らく館内には自分一人だけがいたので、わざわざ案内をしてくれたのには頭が下がりました。 上映された映像は南相馬地方の街の様子が分かる内容であり、馬追祭りの迫力も映像を通じて感じとることができました。 結果的に1時間近く博物館で過ごした後は、タクシーの運転手さんに教えてもらった道を辿って原ノ町駅前に戻ることに。

原ノ町~相馬~亘理

701系電車(原ノ町駅)

原ノ町駅前で軽く昼食を取ったら、相馬行きの普通列車に乗るためホームへ移動。 改めて行き止まりになっているホームや駅名標を見て、現実というものを感じずにはいられなくなります。

相馬行きの車内は高校生の姿が多く、専門学校などのパンフレットを眺め将来の事を思い描いている生徒さんも見受けられました。 さすがに歩き回った疲れも出たためか、ウトウトとしながらの乗車となり、気づけば相馬駅到着が近くなっていました。

常磐線代行バス(亘理駅)

相馬駅に到着すると、すぐに亘理行きの代行バスへ乗車。今回は仙台バス車両の割り当てでした。 発車してからしばらくは外の景色を眺めていたりしていたのですが、いつの間にか一眠りしていて、目が覚めたときは今何処を走っているのかがわからなくなりました。 ようやく場所が分かったのは亘理駅の一つ前の駅でした…。

亘理駅に到着すると、乗っていた乗客のほとんどがトイレに向かうという光景が。1時間半の乗車とは言え、トイレなしの車両はきついものがありました…。 亘理駅では少し時間もあったので、来るときに見れなかった特徴的な駅舎を眺めたりして過ごしてました。

亘理~仙台

亘理からは仙台まで719系のクロスシートでゆっくりと過ごしつつ、仙台に到着してからの行程を確認。

仙台に到着するとホテルには戻らず、そのまま駅周辺の探索へ。 仙台駅周辺には郵便局が多く、大半が風景印設置局であるため、時間と体力の許す限り回ってみることに。 しかし、いきなり雨が強く降っては少しすると止むという天候は歩く身にとっては厳しかったです。

仙台中、仙台中央三、仙台T30、仙台中央と巡り、仙台駅の駅ビルへ戻ることに。仙台T30局はビル内で迷ってしまい、局内に入れたのが16:59というギリギリなことをやってしまいましたが…。

仙台駅ビルでは自宅と職場への土産品の購入だったのですが、何度も東北に来ているせいか、職場に何を買うか迷いすぎてしまったり…。 何とか土産品を購入した後はホテルに戻り、ひとっ風呂浴びて疲れを流すことに…。

風呂から上がるとTVで中継していたロッテ戦を眺めつつ、明日の行程を見直してみたり。しかしながら、朝早くでないと行程的に変化がないので、予定通りにする事に。

その後は昨日同様に睡さんと落ち合い、近くのうどん店で色々と語り合ったり。気づけば日付が変わろうとするくらいになっていました。


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