急行はまなすで行く "ぶらり青森周辺"(2015.11.6~11.8)

八戸→千曳

八戸からは再び青い森鉄道の青い森701系に乗車し、次なる目的地である千曳駅へ向かいます。 乗車した列車ではアテンダントさんが乗務していたのですが、どの列車にアテンダントさんが乗務するか分からないのが青い森鉄道の不思議なところだと思っています。

八戸を出発して40分ほどで千曳駅に到着。前にこの駅で降りようとした時にはアテンダントさんに「何も無いところですよ!?」と驚かれたのですが、今回は何も声をかけられず私だけが降りて、列車は青森方面へ向かっていきました。

千曳駅

今回千曳駅に来た理由は、周囲に県道しか無い秘境感のある駅に来たかったのと近くに撮影ポイントがあるということでした。

列車から降りて撮影ポイントに向かって歩いていると、駅構内から「上り列車がまいります」というアナウンスが聞こえてきて、何か予想外の列車の通過かと思ったのですが、通過していったのは「快速しもきた」であり、単純に時刻表を見落としていただけでした。

撮影ポイントに到着すると、カメラのセッティングをして目的の上り列車を待っていたのですが、どうも曇りで良い状況とは言えない感じでした。ほぼ定刻で通過した青い森701系の上り列車を撮影し、撮影したデータを確認してみるとシャッタースピードの設定を間違えており、ボケた写真になってしまいました…。

次に到着する下り列車で青森へ戻るので、撮影ポイントを去り、駅全体を眺めたり、上下各ホームを確認したりして列車の到着を待ちました。

千曳→青森

定刻で青森行きの列車が入線し、列車に乗車した後「閉」ボタンを押そうとしたら私の後ろに乗客が居ました。てっきり乗客は私一人だけだと思っていたのですが、この周囲に何も無い駅で乗る人がいたことに内心ビックリしてしまいました。

青森まで青い森701系のロングシートに座っていたのですが、さすがに夜行列車明けからずっと動いていたこともあり、疲れが出てきました。薄暗くなる車窓を眺めながら眠気も感じ始め、浅虫温泉駅からアテンダントさんが乗務し始めたのは覚えているのですが、その後はうつらうつらとなり、気づけば列車が青森駅に到着していました。

青森駅前

青森駅に到着した後は改札を抜けて、青い森鉄道の出札窓口で硬券入場券を購入。当初の行程ではもう少し列車に乗っていようかとも考えていましたが、身体が疲れていたのと予定していた目的を達していたことから本日の移動はここで終える事にして、駅前のホテルにチェックインしました。

ホテルに荷物を置いて一息つくと、ちょうど晩飯時でしたので、駅前に出向いて晩飯を食べることにします。 青森の夜というのはいつも急行はまなすに乗ることが多く、長居出来る定食チェーン店で晩飯を取ることが多いのですが、今回は青森泊まりであることから、地元料理が食べれそうな場所を探します。

ほたて貝焼きみそ定食

駅前通りに「ホタテのおいしい店」と看板を出している食事処があり、前から気になっていた場所なので、そこで食べることにします。青森の郷土料理である「ほたて貝焼きみそ定食」を注文し、実際に食べてみるとたまごと絡み合ったホタテが良い味を出していて、また食べたくなるくらい美味しい料理でした。

晩飯を食べた後は駅前の図書館で地元紙を読んで過ごし、青森駅から徒歩10分程度の場所にある温泉施設に行き、ひとっ風呂浴びてきました。青森から急行はまなすに乗る際にもよく利用していた温泉であり、今回は時間に余裕があることからゆったりと様々な温泉に入り、昨晩からの疲れを取りました。

温泉に入った後はホテルに戻り、荷物を整理します。次第に眠くなってきたのでちょっと早めの22時過ぎに就寝。疲れていたせいか、すぐに寝付いてしまいました。


« 小繋→二戸→八戸
2015.11.8 青森→新青森 »