まだ夜が明け切れていない午前４時頃に目が覚め、辺りを見回してみるとちょうど駅舎に明かりが灯りました。寝袋を片付け、辺りをきれいにしてから、駅舎へ向かうことに。
駅舎に着くと、すでに待合室は開いていたので、荷物を野宿仕様から旅行用に変えることに。 その後は駅に置いてあるチラシに目を通したりして、上りまりもの到着を待っていました。
時間通りにまりもは到着したのですが、誰も降りてきません…。 時期的に楓に行くファンがいるんじゃないかと思っていたので、ちょっと拍子抜けしてしまいましたね。
それから２０分くらいすると、ホームに３両編成のキハ４０系が入線。着番線と時間的に見て、夕張行きの列車であると思ったので、荷物をまとめて、ホームに向かうことに。
この夕張行きは、先頭の１両のみが旅客扱いで、後ろ２両は新夕張への回送車です。 とりあえず車内に荷物を置くために乗車したのですが、行き先を告げる自動放送が「千歳行き」になってましたよ…。まぁ、サボ見て夕張行きなのは確認しましたが…。言おうにも運転手はいませんでしたから。
発車が近くなると、運転手や他の乗務員が戻ってきて、発車準備に。この時点での乗客は私１人。ちなみに乗務員は全部で３人…。
このとき、乗務員に「楓登るのかい？」と言われました。「えぇ」と返事をして、「この列車はいつも人がいないのですか？」と聞いてみると、「楓行く人以外は、ほとんどこんなもんだよ。」と言ってましたね…。
結局乗客は私１人のまま、列車は夕張に向けて出発。東追分を除いて全ての駅に停車するのですが、新夕張まで誰一人と乗ってきません…。こういうのも久しぶりだなぁ、と思いつつ、朝日を感じながら新夕張到着を待つことに…。
新夕張に到着すると、ホームで列車の切り離しを眺めていました。 ここで、乗務員から「千歳行きが出てから、楓行きを切り離す」と教えてもらいました。
少しして千歳行きが発車すると、楓行きと夕張行きの切り離し作業が行われたので、しっかりとその様子を確認していました。
夕張行きが発車してから、楓行きに乗車。予想通り、私しかいなく、何とも言えない感じになりましたね…。
特にすることもなかったので、車内で発車を待っていたのですが、なかなか発車しません…。ホームで時間を確認してみると、６：４５発…。 完全に発車時刻を勘違いしていました。まぁ、車内で待っていましたけど。
時間通りに楓行きは発車しました。乗客は私のみで。いつもこの区間は特急で通過してしまうため、じっくりと楓に向かうキハ４０系の走行を確認していました。
あまり車窓は見ていなかったので、景色とかは覚えていませんが、何度かあった橋を通過するときの音は忘れられないですね…。
楓到着が近いことを知らせる放送が流れると、デッキへ移動して、楓到着を待つことに…。 ９分ほどの乗車で楓駅に到着。切符を出して、ホームに降り立つ…。
